フリセッレ


プーリアには伝統的なドーナツ型の乾パン“フリセッレ”というものがあります。
焼き上げたのちに半分に切り、さらに焼き上げることで水分が抜けて長期保存ができるパンになります。
そのままでは硬くて食べづらいので、水で湿らせて柔らかくしてから食べるのがスタンダード。
起源は紀元前10世紀頃と、とても古くから食べられているこの“フリセッレ”。
かつては航海の時の食料として重宝され、海水に浸してから食べていたとの記述が残されています。さらに、十字軍の遠征にも携帯されていたとの伝えや、ローマへ向かう巡礼者のお腹を満たしたと言い伝えられるとても歴史のあるパンなのです。
ドーナツ状になっているのは、その穴に紐を通して壊れないように持ち運びできるように工夫された、とも云われています。

コルテジーアでは、この“フリセッレ”を小さくした“フリセッリーネ”を手作り。フレッシュトマトとオリーブオイル、プーリア産オレガノで定番の味わいに仕上げました。ランチの前菜の一品としてご用意しております!

コルテジーアのお食事で、心と身体のエナジーチャージを。
Ci vediamo a Cortesia!
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